JCBのTHE CLASSをメインカードとして使っていますが、既に年間使用額がある程度を超えてJCB STAR MEMBERSのメンバーランクも最上級ステージのロイヤルα(アルファ)PLUSに達してしまいました。
これ以上こちらのカードを使っても大きなメリットは無いので、先月ぐらいからセカンドカードのANA VISA スーパーフライヤーズゴールドカードに支払いを集中させていました。
すると、カードの利用頻度や利用額、公共料金の支払い等が増加したことをVISA側が察知したのか突然ANA VISAからダイレクトメールが届いたのです。
封筒の下部にはこう書かれていました
「ANA VISAプラチナ プレミアムカードのご案内」
おっ、これはインビテーションに違いない! いつ貰ってもインビテーションは嬉しい物ですね。
封筒を開けると、まずは「ANA VISAプラチナ スーパーフライヤーズ プレミアムカードをご案内いたします」と書かれた手紙が出てきました。
ちなみに文末の署名は
- 全日本空輸株式会社
- 三井住友カード株式会社
の2社連名になっています。また、「本状は2015年9月現在の三井住友VISAカードへの登録状況に基づいてお送りしています」と書かれていたので、ちょうど9月までの利用実績で今回のインビテーションが送られてきたようです。
では、ANA VISAプラチナ プレミアムカードの案内冊子を開けてみましょう。
いまこそ、ANAカードのトップステージへ。
ANA VISAの中では最上級となるカードなので、なかなかの煽りですねw
案内冊子には色々と特典が書かれていたのでここで紹介してみましょう。
1ページ目「それは、あなただけの、特別なステイタスを物語る。」
まずはこのカードがANAカードの中でも最上級であることがアピールされています。見開きの2/3が綺麗な風景写真で、カードの説明自体は1/3程度に収められています。
券面も右下に掲載されていますが、「ANA CARD PREMIUM」の方が大きく表示され「VISA PLATINUM」の文字は控えめです。
2ページ目「より大きな歓び、より深い満足をのせて。」
入会時と次年度以降継続した場合のボーナスマイルが記載されています。
- ご入会ボーナスマイル 10,000マイル
- ご継続ボーナスマイル 10,000マイル
カードを維持しているだけでも10,000マイルをゲット出来ます。年会費で10,000マイルを買ったと思えばそれほど高くないかも?!
また、ANAカードの特徴と言えばANAグループ便に搭乗したときのボーナスマイル付与ですが、これもまた凄い。
対象カード | ANA便ご搭乗ごとのボーナスマイル |
---|---|
ANAワイドカード ANAワイドゴールドカード ANAダイナースカード ANAアメリカン・エキスプレス®・ゴールド・カード CTBC ANA プレシャスカード ANA CARD U.S.A.(本会員限定) ANA CARD HONG KONG(本会員限定) ANA CARD 全日空信用卡(本会員限定) |
区間基本マイレージ×クラス・運賃倍率×25% |
ANAカード(一般) ANA VISA Suicaカード ANAカード(学生用) ANA To Me CARD PASMO JCB ANA TOP&ClubQ PASMO マスターカード CTBC ANA プラチナカード ANA JCBカード ZERO |
区間基本マイレージ×クラス・運賃倍率×10% |
ANAカード プレミアム | 区間基本マイレージ×クラス・運賃倍率×50% |
このプレミアムカードだけはボーナスマイルが段違いです! 頻繁に飛行機に搭乗するのであれば、全てのANAカードの中でもマイルのたまる速度は最高速!一般カード比であれば5倍速く貯まっていきます。
3ページ目「使うほどに実感する、確かな価値とその豊かさ。」
日本のVISAブランドで共通に使われているポイント制度”ワールドポイント”に対するプレミアムカードの強みがここにもあります。
ワールドポイント 1ポイント = 1,000円利用
上記のポイントが貰える基準は全カードで共通ですが、ポイント交換時にカードのランクによって差が生じてきます。
例えば平のANAカードで移行手数料無料の最安ランクあれば1ポイントは5マイルにしか変換出来ません。
ゴールドカードであれば移行手数料無料で1ポイントは10マイルに変換出来ます(年間6,000円の移行手数料を払えば平カードでも10マイルコースに出来る)
しかしプレミアムカードの場合、移行手数料無料は当然として、1ポイントを15マイル(1,000円で15マイル相当)に交換出来てしまうのです!
航空券の運賃支払いも集約してしまうと、ANAからのボーナスマイルに加えてVISAからのワールドプレゼントからのマイル変換分も加わりますので、アフターバーナーを焚いたような物ですw
4ページ目「空の旅に、ゆとりと、安らぎと、快適を。」
ANAスーパーフライヤーズ会員以外へ常時ANAラウンジへの入室権を与えたのがこのカードの特徴の一つでしょう。但しSFCと異なり、同行者のラウンジ入室は不可。家族会員は入室可です。
つまり、夫婦だけなら本会員&家族会員としてANAラウンジに入室出来ますが、子供連れの場合は子供に対する入室権を3,000円支払うかマイルで支払うかという別払いが必要ですので注意。ここはANAがカード年会費だけでは得ることの出来ないSFCの優位性を敢えて出しているのだと考えます。
プライオリティパスも付与されるようですが
- スタンダード会員
- スタンダードプラス会員
- プレステージ会員
のいずれなのかが記載されていません。スタンダード会員ではラウンジ利用料が都度発生してしまうので、スタンダードプラス会員で無ければあまり意味がありません。
例えばこの辺り(外部リンク)の年会費の安いカード程度でもプレステージ会員を与えているケースもあるのですからどの会員ランクのプライオリティパスなのかは気になるところです。
2015/11/26追記
ホルダーさんから「プレステージ会員」との情報を頂きました!
5ページ目「すべてがプレミアム品質。安心も。信頼も。」
プラチナカードを名乗るからには必須とも言える、保険サービスとコンシェルジュサービスですね。
海外旅行傷害保険(最高1億円 自動付帯)
国内旅行総合保険(最高1億円 自動付帯)
ちゃんと自動付帯になっていますね。安いカードの場合は利用付帯であることが殆どなので、自動付帯されていると安心感が違います。また同行の家族についても限度額は下がりますが自動付帯されているのも嬉しいです。
詳細はカード会社のWebページを参照して下さい。
コンシェルジェサービスは使ってみるとその価値が分かります。私の場合はJCB THE CLASSのコンシェルジェなので品質や応対可能な内容がVISAとは異なるかもしれませんが、24時間365日相談出来る窓口があるというのは心強い物です。
6ページ目「極上のときをお約束する、一流のおもてなし。」
プラチナグルメクーポン
特定のレストランで2名以上でコース料理を利用すると1名分が無料になるサービス。これはJCBで言うところのグルメベネフィットですね。(株式会社ベネフィットワンに委託しているところを見ると、提供サービスは同一かも)
対象レストランが東京付近に偏っているので使える人は限られてしまいますが、ちょっとお高めのレストランが半額で利用出来るのですからお得感が強いです。参考までに、私のグルメベネフィット利用体験記はこちらからどうぞ。
プラチナワインコンシェルジュ
これは・・・・飲まない私には価値が分からないのでパスw
Visaプラチナダイニング
国内・海外のレストランで食前酒や一品サービスなどが受けられるVISAプラチナカードとしての特典ですね。(対象レストラン検索など詳細はこちら)
店舗の種類も悪くないのですが、いかんせん我が家は子連れなのでちょっと今の段階ではお邪魔出来ない感じですね。
最終ページ「さぁ、世界へ。」
肝心の年会費と家族カードの紹介。お値段は・・・
年会費 80,000円(家族会員 4,000円)
VISAプラチナカード自体の年会費は50,000円なので、ANAカードプレミアムカードとしての年会費が30,000円と言ったところでしょうか。
プラチナカードとして考えると年会費はまぁ標準的なラインかな?
純粋な年会費では無く80,000円でボーナスマイル10,000マイルを買った(1マイル8円)と考えれば悪くないと思います。80,000円分の買い物で得られるマイル数は1,200マイルなのですから。
既にSFCを所有している場合は?
券面が当然ながらスーパーフライヤーズ用に変わりますので、その案内も同封されていました。
特にSFCが付与されていても会費は80,000円から変わりません。
それにしても黒と銀で仕上げられているこの券面、格好いいなぁ・・・
インビが来るにはどうすれば良いの?
まずはゴールドカードで実績を積むことでインビテーションが送られて来ることは実体験として分かりました。
インビが来ると言っても、そもそも自分から申し込みが可能なカードですので若干審査基準が緩くなる程度のメリットかもしれません。
インビ経由での申し込みによる特典としては、5,000マイルが加算してプレゼントされる事のようです。特に年会費割引など他の特典は書かれていませんでした。
まずはカード利用実績を積み上げることが大前提ですので、ANA VISA 一般カードを入手して使い始めることが第一歩です。
しかも今なら
上の画像をクリックした先にある申し込み画面限定になりますが、最大で56,500マイルもゲット出来るキャンペーンが行われているのでチャンスです!
どういう人にこのカードはオススメ?
ANAゴールドカードと比較するとマイルのたまる速度が段違いですので、出張などで頻繁に搭乗、かつ支払いは自分のカードで行える会社員であればオススメ出来ます。
家族で海外旅行に一年に一度行くぐらいはすぐに貯まるのではないでしょうか。
ANAカードは不要でプラチナだけ欲しいのだけど・・・
本家三井住友VISAカードでもゴールドカードで使ってインビを待つことは同じだと考えます。もちろん一足飛びでいきなりプラチナカードに申し込んでしまっても良いですがw
ゴールドカードであればそれほど入会審査も厳しくありませんから、まずは公共料金の支払いのように定期的にかつ一定額が実績として積み上がっていく物をを集めるところから始めると良いと思います。
下のバナーをクリックすると詳細ページに飛びますが、入会キャンペーンも行われているので、年会費分はキャッシュバックを受けられたりしますよ。
コメント
ANAVISAプラチナSFCホルダーです。プライオリティパスはプレステージ会員ですよ。ANA航空券の購入時に、本カードは100円=2マイルとなりますので大変重宝しています。
おぉ、ホルダーさんの貴重な情報ありがとうございます。
プレステージ会員であれば使い勝手が良いですね、マイルも貯まりやすいし頻繁に飛ぶのであればチョイスしない手は無いカードっぽいですね!