羽田空港第2ターミナルビル(ANAの方)の第4駐車場にペットホテルがあることを知っていますか?
年初から羽田空港で痛ましい航空機事故が発生しましたが、貨物室に預けられたペットは助かりませんでした。ペットと一緒に旅行したいという気持ちは私も飼い主なので良く分かるのだけど、飼い主と離れて移動する間はペットの命を自分では守ってあげられないリスクがあるということだと再認識しました。
我が家もこの年末に羽田空港からJALで南紀白浜まで旅行をしたのですが、ペットのワンコは飛行機の貨物室に預けて一緒に旅行するのではなく、羽田空港ペットホテルへ預けて出かけましたのでレビューしますね。
第4駐車場の1階にこちらの入り口があります。エレベーターを降りて左手に進むとすぐ見えるので迷うことは無いと思います。
預け入れに掛かる手続きは他の利用者がいなければ15分ほどで完了しますが、早めに到着して預けておいた方が安心ですね。
料金
料金は部屋の広さと頭数で変わるけど、1泊8,000円ぐらいでしょうか。公式の料金表はこちら。朝早くや夜の遅いフライトを使うのであれば一般的なペットホテルでは営業時間外になるので、前泊や後泊が必要になり1〜2泊の料金が追加で必要になってしまいますよね。
羽田空港のペットホテルであれば延長料金さえ払えば早朝便や深夜便でも当日の受け渡しが可能なのでトータルでの預け入れ料金は安くなると思います
ドッグラン
こちらのペットホテルには駐車場の屋上を利用した広いドッグランもあり、1日2回ドッグランで遊んで貰うことも出来るので運動不足になる心配もありません。必要であればオプション料金でドッグランの回数を増やすことも出来ます。
写メールオプション
1日の様子を写メールで送ってもらえるオプションがあります。メールでワンコの様子を伝えてくれるこのオプションは超オススメです、絶対に付けた方が良いです!!
参考までに1泊目の様子を写真とともに伝えてくれた内容はこのような感じでした。
こんばんは。
お預かりしております、●●ちゃんの今晩のご様子です。
おトイレ・・・
昨晩のお休み前はおトイレはされませんでしたが、今朝と夕方におしっこ・うんちしてくれています
ご飯・・・
今朝とお昼のご飯はしっかりと完食してくれています。
今晩はあまりお口をつけていませんでしたのでちゅーるを混ぜてご様子見させていただいております
ご様子・・・
見回りの際にお部屋を覗くと体を伸ばして寛いでくれていた●●ちゃんです。
ドッグランのお時間になると「そろそろかな~」と気が付いてくれたのか扉の前でスタンバイをしてくれていました。
ドッグランに着くと早速お友達の方へ駆け寄って「こんにちは~」と上手にご挨拶を交わしてくれていた●●ちゃん。
気が付くと仲良くじゃれ合い子をしたりととてもフレンドリーに接してくれていました。
スタッフが走り出すと本日も元気いっぱいに追いかけっこをして遊んでもくれたりと終始活発に過ごしてくれていた●●ちゃんでした。
現在はお部屋でまったりとお過ごしです。
それでは引き続きしっかりとお世話をさせていただきます。
明日の夜の配信もお楽しみになさっていてください。
数日間離ればなれになるのは寂しいですが、やはりプロに預けているので安心ですよね。
羽田空港ペットホテルは何回か利用しているけれども、飼い主のことは忘れて(!)楽しそうに毎日を過ごしているようでした。
ペットとの旅行についての私見
ペットと移動しようとすると、ペットは荷物扱いのため飛行機の貨物室に預けられ、ペットには大きなストレスが掛かってしまうと思われます。
当該運送中に発生したペットの死傷について、その原因が、ペット自身の健康状態や体質等(気圧・温度・湿度・騒音による影響を含む)、ペット自身の固有の性質にある場合、もしくは、梱包の不備等にある場合は免責とさせていただきます。
https://www.ana.co.jp/ja/jp/guide/reservation/support/domestic/pets/ より引用
敢えて明記されているとおり、ストレスに伴う死傷の可能性があるのです。また、今回のような航空機事故の際は人命第一のため貨物は一切考慮に入れられません。
ペットと一緒に旅行をする体験・経験が優先であれば、車や電車で移動できる場所を選択する。
飛行機移動が必須な場所へ行くことが優先であれば、ペットはホテルなど安全な場所に預けていく。
ペットの命を危険に晒すことが無いよう、よく考えて行動したいですね。
機内で一緒に搭乗する方法もありますよ!
ANAのプライベートジェット(ビジネスジェット)なら機内にペットを持ち込んで一緒に旅行することも出来ますよ!
https://www.anabj.co.jp/scene/ より
お値段は東京と新千歳との往復で400万円ほど。コレならペットも貨物では無く家族として一緒に搭乗出来るので安心ですね!(笑)
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