2022/10/03追記
燃料費調整額の上限撤廃を考慮に入れていなかったので、こちらの記事は正確ではありません。
こちら の新しい記事でのシミュレーション結果をご覧ください。
我が家の電気料金プランは東京電力時代の「半日お得プラン」です。昼間の料金が高い代わりに夜9時から翌朝9時までの12時間は電気代が大幅に安くなるというプランです。
コロナ禍前は朝の9時には家族全員が家から出ているので、夜9時以降に洗濯機や冷暖房、食洗機をガンガン回す生活様式にしていたのですがフルリモートになったことで日中帯もそこそこの電力消費量になっています。
ペットを飼っているのでこの猛暑でリビングの大型エアコンが24時間稼働していた6月を例に、どれだけの値上げになるのか試算してみましょう。
現在の電気料金
単価(円) | kWh | 金額(円) | |
基本料金 | 1,320 | ||
昼間第1段階(70kWhまで) | 29.00 | 70 | 2,300 |
昼間第2段階(170kWhまで) | 38.63 | 100 | 3,863 |
昼間第3段階(170kWh〜) | 44.61 | 226 | 10,081 |
夜間料金 | 12.91 | 383 | 4,944 |
燃料費調整額 | 4.15 | 780 | 3,237 |
再生可能エネルギー発電促進賦課金 | 3.45 | 780 | 2,691 |
料金合計 | 28,167 |
昼間の電気代が396kWhで16,244円、夜間の電気代が383kWhで4,944円。
と、このように我が家の使い方だと夜間の電気料金が7割引近く節約できているのです。
ところが・・・今回の 値上げのお知らせ を見ると、昼間の電力料金を値下げして、夜間の料金を引き上げるとされています。
えっ、夜間は3割も値上げ?!
昼間の電気料金は 44.61円/1kWh から 43.72円/1kWh へと2%の引き下げですが
夜間の電気料金は 12.91円/1kWh から 16.81円/1kWhへと、なんと30%の値上げです。
値上げ後は具体的にいくらになるの?
単価(円) | kWh | 値上げ後の金額 | 旧金額(円) | 差額 | |
基本料金 | 1,320 | 1,320 | 0 | ||
昼間第1段階(70kWhまで) | 28.42 | 70 | 1,990 | 2,300 | ▲310 |
昼間第2段階(170kWhまで) | 37.86 | 100 | 3,786 | 3,863 | ▲77 |
昼間第3段階(170kWh〜) | 43.72 | 226 | 9,881 | 10,081 | ▲200 |
夜間料金 | 16.81 | 383 | 6,439 | 4,944 | 1,495 |
燃料費調整額 | 4.15 | 780 | 3,237 | 3,237 | 0 |
再生可能エネルギー発電促進賦課金 | 3.45 | 780 | 2,691 | 2,691 | 0 |
料金合計 | 29,344 | 28,167 | 1,177 |
6月は昼間と夜間の使用量がほぼ同じだったので前述の表で比較してみたところ、780kWhの利用で約1,200円の値上がりです。4%ちょいの値上げですね。
では、夜間割引のプランを辞めて通常の従量課金にするとどうなるかも試算してみます。
従量料金にした場合
単価(円) | kWh | PintでんきBの金額 | 値上げ後の半日プランとの差額 | |
基本料金(60A) | 1,716 | 396 | ||
第1段階(120kWhまで) | 19.88 | 120 | 2,386 | – |
第2段階(300kWhまで) | 26.48 | 180 | 4,767 | – |
第3段階(301kWh〜) | 30.57 | 480 | 14,674 | – |
燃料費調整額 | 4.15 | 780 | 3,237 | 0 |
再生可能エネルギー発電促進賦課金 | 3.45 | 780 | 2,691 | 0 |
料金合計 | 29,471 | ▲127 |
んー、値上げ後は従量課金とほぼ変わらなくなってしまいますね・・・
今の半日プランは東京電力時代の過去プランなので、一度解約すると二度と契約することはできないので可能な限り解約したくないです。
結論
今時点ではほぼ横ばいということが分かったので現在のプランは値上がりしたとしても継続することにします。節電しなければだなぁ・・・
2022/10/03追記
燃料費調整額の上限撤廃を考慮に入れていなかったので、こちらの記事は正確ではありません。
こちら の新しい記事でのシミュレーション結果をご覧ください。
コメント