東京駅の八重洲口付近でお仕事。しかも客先直行だから朝はゆっくり!
こんなチャンスは滅多に無いので、普段から行列の絶えることの無い三越前の天ぷら屋まで行ってみる
平日の開店30分前だというのに既に行列が。これでは普通にランチタイムに来ても長蛇の列になっているのは当たり前だ
何とか1ターン目で店内に入れたので今日はラッキーだったようだ。もちろんこの後次々と待ち行列が長くなり、11時半には大通りまで到達する列になっていた
中はL字型のカウンター席のみ。カウンターの中は調理場になっていて天ぷらを揚げているところを直接見ることが出来る
カウンターの上部には二人に一組ずつ調味料(左から 一味・醤油・塩)と漬け物などのおかずが入っている容器が3種類置かれていた
メニューの表側は定食とお土産
右から
- 天ぷらめし 980円(海老・ハゼ・イカのかき揚げ・かしわ・玉子・野菜4品)
- 穴子の天ぷらめし 1,380円(穴子・海老・イカのかき揚げ・かしわ・玉子・野菜3品)
- 海老の天ぷらめし 1,380円(海老4本・イカのかき揚げ・かしわ・玉子・野菜2品)
と、メニューは3種類のみと至ってシンプル
裏側には単品のメニューが並ぶ
- 穴子 580円
- エビ 180円
- ハゼ 180円
- イカのかき揚げ 180円
- かしわ(鶏肉の天ぷら) 180円
- 野菜 150円
- 玉子 150円
これらは定食にプラスして単品で注文するのも良いだろう
さて、私は穴子が大好きなので、「穴子の天ぷらめし」を選んでみた
待っている間に卓上の漬け物類を食べてみる
左から 白菜の漬け物・イカの柚風味・ゴボウのきんぴら これらが付け合わせとして食べ放題である。これだけで御飯1膳は軽くペロリ出来る
程なく隣の席にアサリの味噌汁が運ばれてきた。知らずにこちらも単品で注文しようとしたらセットになっているとのことだったので一安心
そして付け合わせをパクパク食べているとまずは天ぷらの第1弾がやってきた。全部で8品もあるために二回に分けて提供されるようだ
まずは、穴子、玉子、シシトウ、舞茸の4種類
「玉子は御飯の上で割って、醤油と一味でお召し上がり下さい」と言われたが、この小皿に乗っているのが玉子のようだ
せっかくなので、この玉子からいただくことにする。ご飯に乗せて箸で玉子を左右に割ってみると、中から見事な半熟玉子が溶け出してきた!
アドバイス通りに醤油と一味を掛けて白いご飯と食べる
うん、高級版TKGだ。しかも天ぷらの衣まで付いている。これまたご飯を1膳ペロリ行ける代物だ
もちろん、天ぷらも美味い。衣は限りなく薄くパリパリして私の好みだ。こんなに衣が薄い天ぷらは久しぶりに食べた気がする。薄いだけでは無くしっかりと具と一体化しているのも好評価。
中でも特筆すべきは穴子の天ぷらだろう。穴子はフカフカなのに身がしっかりしているので全然崩れない。一口目はタレでいただき、それからは塩でいただいてみた。衣自体の美味さと穴子の素材の味を味わうためにも塩が一番だと感じた
これだけでも満足なのに、天ぷらの器が空いたタイミングで更に第2弾がやってきた
左から、イカのかき揚げ・エビ1本・カボチャ・かしわ の4種類
かしわは所謂唐揚げのような塊では無く、ささみを青じそと一緒に揚げた物で意外とお腹にたまる
ちょっとだけ食べ方を失敗してしまったのがイカのかき揚げ。天つゆにつけたところ、つい力を入れすぎてバラバラに崩してしまった・・・
以上8品、約30分ほどで非常に満足してごちそうさまでした! これで1,380円なのだからコストパフォーマンスはかなり高い。この近所に職場があったら毎日でも通いたいところだ。ただ、普通の昼休みでは並べないような気がするが・・・
天ぷらめし 金子半之助 (天ぷら / 三越前駅、新日本橋駅、日本橋駅)
昼総合点★★★★☆ 4.0
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