今までWindowsマシンにはFullHD(2K)のモニタを使っていたのだけれども、大掃除中にモニタを落としてしまい破損・・・年明けからの在宅勤務に支障が出てしまうので慌てて調べて購入したのがDellの S2722QCだったのだけれども、非常にコストパフォーマンスが良かったのでご紹介!
買って良かった点
USB-Cから65Wもの電源出力を得られるので、MacBook Proへの給電に支障なし。PCからの画面出力も当然ながらUSB-C経由なので、ケーブル1本で給電とモニタ出力(DisplayPort1.4 Altモード)できるというのは想像以上に快適でデスク周りがすっきりします!
USB-Cを経由して、モニタ内蔵のUSB 3.2 Gen 1 Type-Aポートを接続できるので本体に繋げていたUSBハブが不要になりました。
当たり前かもしれないけれど、VESAマウントに対応しているのでモニターアームにも簡単に取り付けることができました。
買っても使わなかった機能
Picture in Picture (PIP)や Picture by Picture(PBP)は仕事中だとモニタの画面が半分になってしまったり割り込み画面が小さかったりで使いにくかった。
この1点ぐらいで、特に不満はないですね。リモートワークでビジネス使用するも良し、プライベートでAmazon fireでamazon videoを再生するも良しです。
UHD(3840 x 2160)表示かつHDRにすると、ディスプレイに表示される色の鮮やかさや文字の見やすさやが全然違う!
4万ちょっとするけれども、仕事とプライベートでほぼ毎日見るデバイスなのでお金をかける意義は十分にあると思います。
4Kだと文字が綺麗になるの?
UHD(3840 x 2160)はFull HD(1920×1080)のちょうど4倍の広さになるのですが、ドットの数が大幅に増加するので綺麗なのです。FullHDの1ドットをUHDでは4ドットで表現するので、フォントの文字も4倍繊細に表示される!
昔のドットインパクトプリンターが16×16ドットから24×24ドットになったときに印刷される漢字が綺麗になったのと同じですね(あってる?w)
(おまけ)HDMI出力の罠
これはモニタではなくマザーボードやグラフィックカードの仕様なのだけれども、Asus TUF GAMING B460M-PLUS はHDMI 1.4bまでしか対応していないので4K(4096 x 2160)では30Hzまでのリフレッシュレートしか出力できないのですよ・・・(ちなみに、HDMI 2.0でも4Kは30Hz出力まで)
私の他にも困っている人がググってこの記事に辿り着くかもしれないので、備忘録がわりに書いておきますね。
This includes support for 4096×2160 at 24 Hz, 3840×2160 at 24, 25, and 30 Hz
https://www.hdmi.org/spec/hdmi1_4b より
というわけで、このマザーボードもHDMIではなくDisplayPort端子側なら最新のDP1.4まで対応しているのでディスプレイケーブルを買い直すことでS2722QCの性能をフルで発揮させることができるようになりました! リフレッシュレートも60Hzだし、HDRもバッチリ対応!
なお、ちゃんとWindows側の設定を変更しないと30Hz / non-HDRのままなのでご注意w
どんなケーブルが良いの?
私が買って動作確認できたのは こちら のケーブルです。ケーブルに内蔵されたチップがDisplayPortからHDMIに信号変換しながら出力してくれます。
HDMIもそうだけどDPも古いバージョンのケーブルだと、最新バージョンの映像信号がケーブルを通り切らない場合があるので、自宅に残っているケーブルを使い回すのではなく、モニタを買い替えたタイミングで最新規格に対応したケーブルに買い換えることを強くお勧めします!
あ、そうそう。本体を購入するのはDellの直販でセールを狙うと37,000円ぐらいまで下がることがありますよー(追記:日本経済が円安になる前のお話なので、値上がりが激しい今は4万円を切ることは無いでしょう・・・)
コメント
HDMI-DyspleyPortを使った場合、モニター側のUSBハブ機能は使えましたか?
S2722QCは売却してU3223QEに買い換えてしまったので手元には無く当時の記憶になってしまいますが、USBハブ機能はUSB-Cのアップストリームを使わないとダメかと思いますー