時は11時45分、ちょうどこの店の開店時間、しかも昼休みの15分前という絶妙な時間だ。
大通りから一本裏道に入って「ピッツエリア・バッジオ」へと向かう。
壊れかけた外階段を通って店内に入ると席は既に1/3程が埋まっていた。4人掛けのテーブルを中心に、周りを2人掛けのテーブルが囲っている。
「いらっしゃいませ」の声と共に「ただいまの時間ですと30分ほど掛かりますが、お時間大丈夫ですか?」との念のための注意があった。12時を過ぎるとその待ち時間も40分まで増えていったので、13時までに帰らなければならないサラリーマンにはちょっと厳しい。
初めての訪問なので何が名物なのかが分からなかいが、ランチメニューの中から「ジェノベーゼ」をチョイス。今日はバジルを食べたい気分なのだ。
注文からすぐにドリンクとサラダが運ばれてきた。ピザの焼き上がりまでは時間が掛かるようなので、この早さは嬉しい。すっぱめのドレッシングが掛けられていて、さわやかな味だ。
それにしても、この辺りのイタリアンのお店はランチタイムでもサラダの量が多くて食べ応えがある。
サラダを食べ終えてからはかなり時間を持てあました。隣の席の会社員は時間が無いらしく出来上がりの時間をかなり気にしていた。さもありなん。
そして待つこと30分、最初に言われていたとおりの待ち時間だ。ピザが焼き上がったようでお姉さんが運んできた。その大きなピザにはモチモチのモッツァレラチーズとバジルがたっぷりと!
そうそう、求めていたのはこのビジュアルだ。
オリーブオイルを滴り落とさせながら、大きめに切られたピザの欠片を胃の中に入れていく。うまい。
バジルの良い香りが口の中に広がる。しかも生地にはガーリックが練り込まれている。うまい。
半分ほど食べたところで、テーブルの上に用意されている唐辛子オリーブオイルを掛けてみる。辛さが加わってこれがまたうまい。
大きめのピザだったにもかかわらず、あっという間に食べきってしまった。これで1,400円以内。時間に余裕があれば是非また寄ろう。
ピッツエリア・バッジオ (イタリアン / 六本木駅、乃木坂駅、六本木一丁目駅)
昼総合点★★★☆☆ 3.4
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