昨年、子供の小学校卒業を機に家族写真のバックアップ環境を見直したのですが、この1年間で大きく環境が変化してしまいました・・・
クラウドサービスを利用する以上、サービス提供側の意思によって利用者側が影響を受けるのは仕方のないことですね・・・これだからクラウドサービスは事業の安定性も考慮して選定しないと後で痛い目を見るのです・・・
この1年間に発生したサービス終了事案と自分の環境変化
- Googleフォトの無制限無料保管サービス終了
- AmazonフォトとSynologyのAPI連携が終了し、自動転送が不可能になった
- Amazonプライムを解約したので、Amazonフォトの無制限保管が利用不可になった
特にGoogleフォトの無制限保管サービス終了が痛いですね・・・
こうなってくると全体構成を変更しなければならないので、以下のようにしてみました。
家族写真のバックアップ環境2021年版
Google Cloud Storage
無料アカウントがあったので、AsiaマルチリージョンのColdlineで1年ほど試用してみました。特に問題はなかったのだけれども、価格に課題感がありました。
617GBで毎月676円を支払うのであれば、既存のiCloudを増量する費用に充当した方が我が家の環境としては最適解だと考えたのでGCSは試用期間で終了することにしました。GCSは純粋なバックアップなので過去の動画を家族が見たいと思ってもほぼほぼ不可能。それであればiCloudの共有フォルダに保存する形にすれば各自のiPhoneから、幼少期の動画をストリーミング再生することも可能になるので、満足度も高まりそう。
参考) iCloud 200GB:400円/月 → 2TB:1,300円/月 の差額は900円。
iCloudを増量・集約
最大の変更点は、バックアップで利用するクラウドストレージを「iCloudに全面集約」したことです。我が家のPCやスマホは全てApple製品で固めているので、バックアップするだけで家族間の写真共有もシームレスに行えることが決定のポイントです。
その分、容量は多く消費することになるのでオプション料金を支払って増量しています。
既存のApple oneに付与されている200GBに加えて、iCloudの増量オプション200GBを400円/月で追加し、家族6人で400GBのクラウドストレージを共有しています。6人全員のiPhoneのバックアップもこの容量で賄っています。
ただし、今は動画のバックアップが宙に浮いている・・・
まだ写真しかバックアップを移行できていないのですが、今度の連休には動画のバックアップもiCloudに移行する予定です。オリンピック開幕の週なので街中には海外メディアやらがウロウロしており、家の外に出る事でコロナに感染するリスクが非常に高い時期だから作業するのにちょうどいい。
流石に動画もiCloudに移行すると400GBでは足りなくなるので、Cloudの容量は2TB(1,300円/月)に増量する形になりそうです。ただし、共有アルバムに入れられる動画は1ファイル15分までというiCloudの制限があります。15分を超過した動画ファイルは自分のiCloudに入れる事は出来るけれど共有ができない・・・今のことろは無料期間内にアップロードしておいたGoogleフォトからダウンロードすることで対応するしかないなぁ。何か良い回避策が見つかったら記事を更新しますね。
家族写真と動画のバックアップの結論は
クラウドでの保管はiCloud
ローカルでのバックアップはSynologyのNAS
この1年間いろいろと試行錯誤したけれど、この2点に集約する形で落ち着きました!
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