その3からの続きです
最後に首都高速の安全を現場で守る、パトロールカーを見学です!
なんと中に乗れた上に、押しても問題の無いところは、各種ボタンまで押させてもらってしまいました
後ろのハッチバックを開けると、事故処理に欠かせない道具がたくさん積み込まれています
中に入って、運転席に座らせて頂きました
助手席側から見た中の様子は
うーん機能的。
先ほどの写真で、電光掲示板に表示されていた「事故処理中」の表示は、ボタン一つでいろいろな表示に書き換えられるようです
そのコンパネが助手席の足下付近にありました
更に、運転席と助手席との間にあるこのボタン類で、屋根の上にある標識を出し入れしたり、表示幕を変更できました
ボタンを押すとこのような感じで幕が変更されていきました。楽しい!
そして、緊急走行時の赤色灯点灯やサイレン鳴動のコンパネも!
流石にここはuntouchableですw
パトロールカーは毎日酷使されるので、どんなに当たりの車でも4年でエンジン・ミッション・デフと、各所が壊れて廃車になってしまうとのこと
ほかの企業や組織で、これだけ酷使するところは他に無く、某メーカーに「うちではおたくの使用に耐える車は作れません」とまで言わしめたのだそうです
どこのメーカーかはここでは書けませんがw
ふと先日事故現場で通行止めになった箇所の先頭付近で開通を待っていた際に、気になったことを質問してみました
それは「通行止め解除後の開通時に、パトロールカーが低速で前を走って、あえて渋滞を作り出していたのはなぜ?」
理由は簡単でした
通行止めを解除するのは警察の判断。だけど、解除する条件は「安全であること」だそうです。解除して、直後に事故ったら意味が無いですね
でも、ずっと通行止めで動けずにいた状態で、いきなりガランとした首都高が目の前に出現したら、アクセルを踏まないでいられるだろうか? いや、いられ無いw
だから先頭にペースカーとして入って、事故現場(通行止めした場所)から十分に離れたところまでは、あえて渋滞を作っておいて安全を確保しているのだね!
いろいろ知れて面白い!
楽しかった首都高講座も終了です
あっと今の二時間半でした。一生懸命案内して頂いたり、素人のとんちんかんな質問にも回答して頂いた首都高の皆さんありがとうございました!
参加できる人数も少ないし、何より応募券の入手が困難だけれども、また次の機会があれば是非参加したい!
特に今度は品川トンネルの工事現場に入ってみたいぞw
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