その2からの続きです。検索で来られた方は、是非その1からどうぞ。
いよいよ首都高の保守の要!西の天守閣!! いや・・・物見櫓の方が正しい?
交通管制室に移動です! ここでAISS’09(あいすぜろきゅー)のすべてを見ることができる!!
新しく買ったWX30のパノラマ写真機能でばばーん!と撮影だ!
うーん、イメージと違う。カメラの使い方を間違ったのかも(^^;;;
改めて・・・・交通管制室の超巨大モニタ(横:約17m×縦:約3.7m)を見せて頂きました。この大きさは圧巻!!
こんなに高いのです
まずは正面の6画面から!
首都高リアルタイム道路交通情報のまさに生画面がここに!
当然のことだけれども、Webで公開されているよりも密度の濃い情報量! 各ジャンクションの道路状況って、ここまで細かく見られているんだ
しかも、管制室では渋滞の状況を5段階で把握されているのです。
(一般公開は、”順調”と”混雑”と”渋滞”の3種類)
うわ、この情報めちゃくちゃ欲しいw
よく首都高の案内板で見かける所要時間予測は、1分ごとに全路線の渋滞度を集計して、集計結果を1分30秒で計算し、1分間表示。
このパターンを繰り返すことで、ほぼ即時での情報を出しているとのことです
「どれぐらいドライバーとして値を信用して良いのですか?」と質問したところ、
「瞬間の情報に基づくので、渋滞と表示した地点に着く頃には収まってたりすることもあります」
とのご回答。
そうか、将来予測ではなくその瞬間での情報だから、実際に現場に着いたときと異なるんだ
右画面には「道路調整状況」が表示されています。
出入り口の閉鎖、工事の予定や、通行止めの予定、規制や非常電話からの入電状況などが表示されています
自分の目の前にあった監視卓を見ると、なにやら操作盤が・・・・
これはっ! トンネルの入り口にある、あの信号を操作するためのボタンではないか!
これは操作してみたいが、操作したら多分捕まるのでぐっと我慢 (当たり前だw)
更に各オペレーターさんの監視卓には、意味ありげな赤い電話が・・・
ここにはホットラインが繋がっているので、どのような災害でも最優先で電話を受発信できるそうです
非常電話からや、#9910からの入電も、この電話だそうです
ホットラインの入電時にはパトランプも光ります
緊急入電してきた組織に応じて、点灯する色が違うそうです
オペレーターさんの端末は同時に5種類の事故を処理できるそうです。
そんな、同時に5カ所も事故が起きるのかな?と思ったら
「雨の日は5カ所以上で同時に事故が起きることもあります」とのお答え。雨の日はいつも以上に安全運転を心がけましょう(^^;
また、先の地震ではこの交通管制室からの一斉放送により、瞬時に全料金所へ閉鎖の指示が伝えられた事で混乱が防げたそうです
そして左画面は、山手トンネルの情報が表示されています
一番左の画面には、山手トンネル内のリアルタイム映像が表示されています
山手トンネルの監視カメラは、資格をなくすために200カ所以上設置されているので、人が見ようとしても見落とす可能性がゼロでは無い
そこで、この映像はコンピュータで常に分析されており、通常では無い状態を検知すると
その位置のカメラ画面が自動的に表示されるのです
偶然にもこの講座の案内を受けているときに路肩にハザードをつけて停車した車がいました
その瞬間に「交通異常」との表示とともに画面が切り替わりました、すごいハイテク!!
残念な幸いなことに、この車はそのまま走り去ってしまい、警報も解除されました
(このまま止まっていてくれれば、バイク隊の出動指示現場が見られたのに・・・・ちっw)
左から二番目には、山手トンネルの渋滞状況と、信号の表示状況、各情報表示板の表示状況がそのまま表示されています
更に拡大。
事故現場の位置情報と、そこから伸びる渋滞、更にそれを案内する情報表示板の表示内容がわかりやすく見ることができます
フラッシュを焚けないので、手ぶれがあるのはご容赦!
それにしても、係の方からは何も注意がなかったのに、暗黙の了解で全員フラッシュをちゃんと切っていたのは流石でした
西新宿JCTの拡大写真も
一通り見て、撮って、落ち着いたところでこの巨大画面の前で記念撮影
私とリアル知り合いの方は、首都高の広報サイトに私が出ていたら笑ってくださいw
そして興奮冷めやらぬまま、外に出て車両見学です。その4に続きます
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