※NASとGoogle Cloud Storageを活用した我が家のバックアップ体制のお話はこちらからどうぞ!
NAS導入のきっかけはここ数年続いている自然災害。マンション中層階住まいなので水害で直接被害を受ける可能性は低いのだけれども地震や火災で自宅が直接被害を受ける可能性は残されるのでクラウドにデータを保管したい。できれば何も意識せず自動的にバックアップしておいて欲しい。
そこでCloud syncなど、欲しい機能が標準で揃っているSynologyのDS420jを購入しました。マルチメディアのストリーミングに強い上位機種のDS420+やDS418playもあるけれど価格優先で4ベイモデルの中で一番安いエントリーモデルにしました。
2ベイではなく4ベイを選んだ理由は拡張性ですね。
容量が混在していると最低容量に揃ってしまうのが従来のRAIDだけど、Synology独自のRAID構成であるSynology Hybrid RAID(SHR)は適切な単位をかき集めたボリュームを自動的に構成してくれるので楽チン。
容量が足りなくなったら2台単位で増設していく予定。概ね元の倍容量のHDDで追加していけば無駄なく増設できるのがありがたいです。
今回は自宅に余っていた2TBのHDDを2台使って初期構築してみたのだけど、あっという間に容量が一杯になってしまったので秋葉原へ行って4TBを2台追加しました。
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SeagateのIronWolfはS.M.A.R.Tとは別に専用の正常性ステータスを拾ってこられるようなので、機能を試してみたかったというのもあるのですよね。試しにストレージマネージャーからHDDの健康状態を見てみるとこのように表示されました
・・・・うーん。よくわからんw
HDDを実際に追加してみる
画面左上の ■印が4つ並んでいるボタン から
ストレージマネージャーを起動
既存の2TB HDDが2台。容量ギリギリ・・・なので4TBのHDDを2台追加します。
「ストレージプール」タブの「操作」ボタンを押して【ドライブを追加】を選択
NAS本体に差し込んでおいた 4TB HDD 2台が表示されるので、選択して
既存のストレージプールに、追加したいディスクが選択されていることを確認
あとはDS420j側が自動的によろしくやってくれます。
4TBのHDDを2台追加して実際に容量が増加されるまで約2日掛かりました。NASの導入時に最初から追加しておけば数分なのに、後からの追加は様々な計算が発生するようで非常に時間がかかります。残容量の警告が出たら早めに増設すると良さそうですね。
やりたかったけど出来なかったこと
もし解決方法をご存知の方、是非コメント欄で教えてください。。。
AppleTVでデフォルトでは再生できない形式の動画を再生したい
我が家の家族動画は拡張子が
- .avi
- .m4v
- .m2ts
- .mts
- .mp4
とビデオカメラの買い替えに伴って多種多様。特にSONYのビデオカメラで撮影した動画はMacやiPhoneではそのまま再生できないので非常に不便していました。
Apple TV アプリのDS videoが、AppleTVで再生できる形式(公式Webのこちらに記載)の適切なコーデックにストリーミング変換してくれると思い込んでいたらそんなことはなく、単にファイルを転送してくるファイラー機能だけだった様子。説明ページの
ビデオ ファイルの形式がデバイスにインストールされているデフォルトのプレーヤーでサポートされない場合は、サードパーティのプレーヤーをインストールしてください。
この部分が「DS videoは何もしないのでクライアント側で再生ツールやコーデックを別に用意してね」という意味だったと分かったのは散々悩んだ後でした・・・
1つのファイルをGoogle Cloud StorageとAmazon Driveの両方にバックアップしたい
Cloud Syncの仕様で、同期(バックアップ)設定を行ったディレクトリの親/子ディレクトリは別の同期タスクに割り当てできない仕様でした。
具体的なディレクトリ構成:
/photo
/年代別
/2000
/2001
/写真 Library.photoslibrary
この構成で、最上位フォルダの/photoをバックアップ設定している状態で、別の同期タスクを写真 Library.photoslibraryフォルダに対して設定しようとしても、「親または子フォルダに別のタスクが割り当てられているので設定できません」というエラーが出されてしまいます。
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