想像しているより遙かに喪主は大変で忙しく、事項を1つ確認するだけでも非常に手間と時間をとらせてしまうので纏めて聞いた方が親切です。確認しておくべき事項をリスト化しました。
喪主に確認
葬儀の形式
コロナ禍以降は通夜を行わず告別式のみと火葬を1日で実施する「家族葬」が一般的なようです。
「家族」という名称だけど友人の参列はOKであるケースもあるので、参列可能か否かを確認する。
参列可の場合、喪主側が返礼品や火葬中の食事を用意する必要があるので、友人一同の参列人数も伝えられると良い。
葬儀の場所(斎場)と葬儀の日時
参列不可(親族のみ)の場合でも弔電は送れる場合があるので以下の点を確認する。
- 弔電を送って良いか
- 弔電の送り先となる斎場の住所と名称
- 葬儀の前日までに届ける必要があるので、葬儀の日程
香典の可否
家族葬の場合、香典の受取を辞退するケースもある。
※返礼品や礼状の準備など、喪主側にもお礼には相当の負担が掛かるため。
- 香典を送っても良いか
- 遠方からの場合、現金書留での送り先(一般的には喪主の自宅)
亡くなった事実をどこまで知らせて良いか
私の場合は直接そのようには聞かなかったけど「最後に友人が来てくれた方が嬉しい」との言葉をいただいたので、気持ちを汲んで、自分の知っている交友関係の範囲で広く知らせました。
斎場に確認
事務的な内容で、喪主に聞くまでもなく斎場の裁量で回答できる内容は直接聞いた方が喪主の負担を減らせるので出来るだけ斎場に聞きます。
- 葬儀中、荷物(私物)を預けることは可能か
- 葬儀の前後で着替える場所はあるか
- 車で行きたい場合は駐車場の有無(小さな斎場だと駐車自体ができない)
- 葬儀が平日等で参列できない場合に、事前に個別の面会が可能か
自分が健康なうちにやっておくこと
逆の立場で家族が喪主になったときに困るであろう事をリスト化したので、予め健康なうちに準備しておくといざという時に家族が助かると思います
- 自分が亡くなったことを伝えて欲しい人
- 本名
- ハンドルネーム(ハンドル名しか知らず、本名なんだっけ・・・になった)
- 電話番号
- メールアドレス
- SNSで告知したい場合
- そのSNSの名前(blueskyとかfacebookとか)
- アカウント名
- ログインパスワード(自分のアカウントで書き込んで貰うのが良いから)
- どの程度まで書いて欲しいか(亡くなったという事実だけ書いて欲しいとか)
- 普段使いのスマホのパスワード
- サブスクの解約とかは自分のスマホからなら一瞬だけど、家族がやろうとすると公的な書類を多数用意したりで大変
- 自分の血縁(両親や祖父母)のお墓をどうすれば良いか
- これを配偶者に任せるのは親戚間で泥沼になる可能性があるので、あまりに可哀想
- 自分のお墓は「墓参りをしてくれる人」のやりやすいように任せる
- 会社の上司の連絡先
- 健康保険とか、会社からの弔電とか、その他沢山の手続きをぶん投げよう!w
- 住宅ローンの金融機関の連絡先
- 直近の引き落とし日前に死亡の事実を連絡できれば引き落としが止まって1ヶ月分節約できるかも?
- 葬式の方法
- 親族を呼ばずに身近な家族だけにする(親戚には終わってから”自分の遺志でそうした”と連絡だけする)とか
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