Appleのサポートさんに電話で確認しました。
まず、Apple Musicでハイレゾロスレス(24bit/96kHz)で配信されている曲があります。
この曲を物理的なCDからApple Losslessエンコーダーでリッピング(吸い出し)をするとロスレス(16bit/44.1kHz)でパソコンに取り込まれますがCDの方が音質が悪いです。
でもApple MusicとしてはリッピングしたCDのデータもクラウドにアップロードしますよね。
このようにApple Musicと自分でリッピングしたCDの同じアルバムがクラウド上に存在する場合はどちらが優先して再生されるのかな? そんな疑問が出てきました。
私が延長サポートに入っているのはiPhoneだけなので、iPhoneでの取り扱いを前提として聞いてみます。
疑問点をサポートに聞いてみた
クラウド経由でiPhoneにダウンロードされ再生される曲のデータは、AppleMusicのハイレゾロスレスと自分がCDからリッピングしたロスレスのどちらでしょう?
配信のアルバムデータとリッピングのアルバムデータは別に管理されます。ご自身で選ばれた方のファイルが使用されます。
なるほど。アルバム一覧の画面で同じアルバムが2個表示されるのは、配信とリッピングのデータが別なためだったのか! 変だなとは思っていたけど気にしていませんでしたw
対策
アルバムを表示した際に青枠の部分に何のマークもない場合は自分がリッピングしたデータでした。私は全てをAppleMusicの配信に委ねることにしてCDを所有しているアルバムは削除してしまうことにしました。
警告が表示されるので「曲を削除」を選択。どうやら曲のデータ自体はパソコンの中に残されて、クラウドから消えるだけっぽい。(未確認)
次に、削除したのと同じアルバムをAppleMusicで検索して
「ライブラリに追加」を選択。
こうすることでクラウドから最新のロスレスのデータを用いて再生されるようになります。上の写真で空白だった部分に「ロスレス」と表示されているのが分かるでしょう。
このアルバムはロスレスでの配信なので実際のところはCDリッピングと同じ音質だけれども、今後ハイレゾロスレスで配信されるようになった場合には自動で切り替わると思われるので備えておく感じですかね。
結論
ハイレゾロスレスで配信されているアルバム・曲を自分でリッピングすると音質が落ちるので、配信のストリーミングやダウンロードに任せた方が良い
CD販売のみのアルバムはもちろん取り込んだ方が便利ですが、同時配信のような場合はCDはあくまで自分の保存用として保管しておけば十分で、昔のようにパソコンでリッピングする必要はないのが今の時代なのですね。便利になったものだ!
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