そんなタイトルですが、今日時点でまだ192kHzのハイレゾロスレス再生には至っていません・・・
ロスレスハイレゾの再生を目指しているのだけど、いろいろと自分の知識不足で引っかかった罠があるので自分の備忘録を兼ねて記録しておきます。
普段のUSBケーブルは使えない
まず、USBケーブルにはOn The Go(OTG)と呼ばれる規格があることを初めて知ったのです。普段充電などで使っているケーブルとOTGケーブル(USBホストケーブル)はピン配列が違うらしい。
最初に、出来ると思い込んでいた接続図
実際にはこのように単純は繋がらないのですよ・・・
↑こんなOTGコネクタよ呼ばれる物で変換してあげる必要があったのです。
しかもLightningとUSB-C間で変換できるOTGアダプタはAmazonで見ている限りでは売っておらず、Yahooに1種類だけ。
今回は中華製の安い変換アダプタを購入して Lightning → USB-A(メス) に変換。
DDCに付属してきたDDCの付属ケーブルで USB-A(オス) → USB-C に変換
このUSB-Cコネクタに変換ケーブルから入力して
こちらの光または同軸のS/PDIF端子から出力するのです。
音は鳴った(が、レートが低い)接続図
今度はちゃんと音自体はスピーカーから出てきました。
でも、同軸デジタルを経由してAVアンプへリニアPCMでの入力までは出来ているのだけれども、入力レートをAVアンプ側で表示させるとApple musicのロスレス音源(96kHz)なのに周波数は「44.1kHz」表示。ん?これじゃCD音質じゃないか。
(20210630訂正 ”ロスレス音源は全てが96kHzだ”と勘違いしていました。本日現在、ロスレス曲の多くは44.1kHz/24bitであり、表示は正しかったです)
試しに192kHzのハイレゾロスレス音源を入力してみても「96kHz」表示と本来の周波数の半分。
(20210630訂正 同様に、ハイレゾロスレス曲は”最大”192kHzであって、96kHzでもハイレゾロスレスと表示されます)
考えられる原因は
- iPhoneがハイレゾでUSBに信号を出力していない
- Lightning端子をUSB-Aに変換しているUSB OTGアダプタが周波数を削り落としている
- D/Dコンバーター(DDC)がUSB信号を正しくリニアPCM信号に変換できていない
- AVアンプの表示が誤っている
この4点かな。
(20210630訂正 前述の訂正の通り、1〜4のいずれも正しかったです)
まずはiPhoneからの出力信号を疑って設定を確認してみた。
1は上の画像の通りハイレゾロスレス出力に設定しているので問題ない
2はOTGって単純に通常空きの4番線をGNDに落とすという結線が違っているだけで、通過するデータに手を加えるものでもないから問題なし
3のREIYIN DA-DDが一番怪しい。まぁ3,000円弱だからそこまで致命傷ではないけど、ちょっと悔しい。
4は比較試験としてAppleTVからApple musicのロスレス曲を48kHz出力・HDMI経由で乗せてみたら正しく表示されたので問題なし
とりあえずは一番疑わしいDCCをAmazonに返品して、次の策を練ることにしましょう
2021/06/30追記
DAC/DDCを買い替えて無事にハイレゾロスレスの再生に成功しました! 成功するまでの記事はこちら
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