あなたが家に持っているその体温計は本物の「体温計」ですか?
タイトルでもわざわざ「」付きで書いているのには理由があります。
Amazonで「体温計 非接触型」(実際の検索結果はこちら)のキーワードで検索して表示される結果を見て、ちゃんと正しく「体温計」を購入できますか?
ヒントは赤線を引いた部分です。
Amazonベストセラーが表示されている検索第1位〜3位の製品は
【そもそも体温計ではありません!】
かろうじて第4位のドリテックの製品が体温計です。でも、この1位〜3位の製品って飲食店をはじめとして入店時に検温を求められるお店でよく使われていませんか? しかも何度やっても”正しそう”な体温にすら計測できないことがありませんか?
だって、それ体温計ではなく”温度計“ですよ
(先程の画像かリンク先に進んでよく見直してみましょうw)
温度計としては正確なのでしょう。ただ、それは皮膚の表面温度であって、私たちが測りたい「体温」ではありません。温度を体温に変換するロジックが別途必要なのです。
非接触型体温計は「皮膚赤外線体温計」といい、皮膚が放出した赤外線を測定して体温に変換する。オムロンヘルスケアが製造する非接触型体温計の場合、額の赤外線を舌下の体温に換算している。赤外線から表面温度を計る非接触型温度計は工業用品の製造現場などで利用されているが、この非接触型温度計を人に使用する場合は皮膚の表面温度しか計測できない。
https://maidonanews.jp/article/13617007
ちゃんとしたタニタの製品は5,000円ぐらいしますが、それが相場かと思います。安いからって体温を測れないゴミを買ったらその全額まる損ではないですか? 世の中、相場よりあまりに安いのには理由があるのです。。。
中華業者は消費者を騙す気満々なので検索結果をそのまま信用してはいけませんよ、体温計と検索しても先程の例のように温度計が山のように表示されますのでもう1点、騙されて体温計ではない温度計を掴まされないように確認するポイントをお伝えするので、こちらの写真を見てください
「体温計」は医療機器なので、国から医療機器認証(赤枠内)を得る必要があります。悪質な中国製品などではこの医療機器認証番号を他社の番号からコピペしているケースもあるようなので、信頼できる日本メーカーの商品を購入するか、認証機器番号から自分でその機器が国から正しく認証を受けている機器なのかをこの辺りのサイトから検索して確認して自己防衛しましょうね。
ちなみに我が家が購入した非接触の体温計は上述のタニタ製品です。普通の脇の下に挟む体温計ももちろん所有しているのだけど、子供が毎朝検温してから学校に行かなければならないので電源入れて一瞬で「体温」を計測できるのは非常に便利。5,000円とちょっと出費は痛いけれども毎朝数分の時間をずっと短縮できると考えれば費用対効果は高いです。
コロナ禍も一年が経過して体温計の在庫も若干ながら回復しつつあるようなので、このタイミングで一家に1台購入しておいても良いかもです。
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