鉄板焼が食べられるエクシブは何カ所かあるけれど、焼肉が食べられるのはこの琵琶湖だけ。せっかくエクシブ琵琶湖に来たのだから、今日の夕食は近江亭にしてみた。
近江亭の席数はそれほど多くない。テーブルが5卓で26席だが、我が家は3人で2卓分の席がアサインされていたことからも、全部の席は使われず余裕を持ってオペレーションされていることが伺える。
(このように2卓分の半分を使っていた)
席に案内されると、取り皿とタレ用の小皿が用意されていた。が、特に使い方を案内されることはなかった。卓上にはタレらしき入れ物と複数の調味料も置かれていたが、こちらも特に説明は無し。
席に着いてすぐに予約していたコースは「ファミリーコース」であることは確認されたが、コースの内容についての説明は無し。
まずはサラダが運ばれてきた。ファミリーコースは3人分なので、大きなボウルに盛り付けられている。
その次はキムチだが、なぜかこちらは二皿だった。子供は食べられないから問題なかったけれど、三人分を二皿に盛ってきてくれたのかは分からない。
次に運ばれてきたのは野菜盛り。
サツマイモは蒸されているので、それほど火を通さなくても食べられる。ただ、キャベツがあまり新鮮でなかったのか旨味が少なく感じた。
次に運ばれてきた海鮮部門はホタテが6個
そこそこ厚さもあるホタテで悪くなかった。ただ、流石に単品ではボリューム感に欠けていることは否めない。
そしてメインの肉の盛り合わせが運ばれてきた。
たぶん、カルビ、ハラミ、鶏肉、豚肉、ソーセージの組み合わせだと思われる。この値段(大人3人前で12,000円)だから仕方ないが、味的に地元の近江牛は入っていなかったと感じだ。
ちなみに、なぜ「思われる」と書いたかというと、肉に対する説明が一切無かったからだ。
つまり、卓上の調味料に始まりメインの肉に至るまで、一切の説明がスタッフからは自発的に行われてこなかったのだ。もちろんこちらから聞けば教えてくれたとは思うが、それは違うだろう。
ゴールデンウイークで通常ではないスタッフが対応していたのかもしれないが、利用者からすればその時に対応してくれたスタッフが全ての印象を左右するのだ。
参考までに、コンロが2台あるこの席は天井から吹き出してくる風が強くて網の半分は熱が下がり焼くことが出来なかった。スタッフに伝えて風を弱くして貰ったところ、やっと写真のようにまともに焼くことが出来るようになったが、今度は排気が間に合わないのかかなり煙たくなってしまった・・・
肉も食べきってしばらく家族で談笑していたが、もう何も来なさそうなので会計をお願いした。すると「デザートがあります」と、慌てて運ばれてきた。
こちらのアイスは自家製のオレンジアイスで美味しかった。
近江亭を利用してのまとめ
楽しみにしていた焼肉だったが、残念ながら良い印象は受けなかった。肉の味自体も正直なところ近所の叙々苑の方が遙かに上だった。
肉自体は一人1万円の推奨コース「安土」にすれば、近江牛を堪能出来ると明記されているので問題は無くなるだろうが、いかんせんオペレーションに問題がある。これは気持ちよく食事をする上でも重要な要素なので次回以降の利用は考えざるを得ない。
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