私のWebページはパソコン通信からいわゆるインターネットに移転して以来、ほぼずっと「さくらインターネット」にお世話になっています。色々なプランを渡り歩いてきたけれど、最終的には価格帯性能比が最も良いと思った「さくらのVPS」で落ち着きました。
HDDは100Gもあるけれど実際に使っているのは数GBだし、うちのWebページ程度であれば2GB程度のメモリがあれば十分にアクセスを捌けます。
なぜそこまで不具合が出ていないのにSSDプランに乗り換えようとしたかというと
こちらの初期費用無料キャンペーンが9月限定で行われていたからです(^^;
キャンペーン以外にも2週間はお試し無料利用があるので、移行しても効果が無ければお試し期間のうちに解約すれば懐は痛みません。せっかくなのでSSDプランの早さも体感してみたいところでした。
初めはrsyncでサクッと転送しちゃえば終わると思っていたのですが、HDDプランのサーバは色々と実験をしていたせいか、単純にrsyncしただけでは色々と稼働せず不具合が出てしまいました。
そこでOSを再インストールして構築しながらクリーンアップすることにしたのですが、ここでもまた落とし穴。OSを再インストールしてコンソールを繋げたのですが
Updating RPMS on system:
と言う表示で固まったまま動きません。
当然「これ、ハングアップしてるんじゃ無いの?」と思いたくなるのだけれど、さくらのVPSはOS再インストール時の仕様として最新のRPMを全て当てきってからユーザー渡しを行っているようでした。
30分ほど待つとRPMが全自動で当て終わり、自動的にOS再起動が行われて晴れてユーザーがログイン出来るようになります。しかもOS再インストール後のrootアカウントのパスワードはOSインストール前のものが継承されているのは地味に嬉しいところ。
必要最小限の機能(nginx,mysql,postfix,dovecot)に絞った構成で組み上がった所までで約4時間。そこで色気を出してDKIMやspfまで入れてしまったので移行が完了したのは手を付け始めてから約5時間後でした。
ちなみに、この記事が見えていると言うことは、無事に移行が完了した証拠です(笑)
HDDプランからSSDプランに移ってみて実感したのはトップページの速度がかなり上がりましたし、細かな画像も多いページでは顕著に効果が出ている気がします。
そんなわけで、さくらのVPS SSDプランへの移行、ちょっと手間は掛かるけれどもオススメです。
色々なサーバをチョイス出来るので公式の案内ページ(こちら)から料金とスペックを確認してみるだけでも面白いです。
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