さぁ夏休みもいよいよ終わってしまいましたが、来年の夏休み旅行を予約する時期になりました。
「まだ1年前なのに?」と思うかもしれませんが、ANAの国際線特典航空券は搭乗日の355日前から予約が可能になるのです。しかも予約を確保できるかの勝負は355日前の当日に決まってしまうのです。
下の画像は本日現在の予約状況ですが、プラチナ会員でも来年のお盆期間は往復共にほぼ全て空席待ちとなっています。
また、予約するにも単純に355日前の0時0分からの早い者勝ちというわけでは無いのが曲者です。0時0分からシステム側でその日の強制キャンセルなどの処理が始まり、日次処理が完了したところで予約処理が開放されるのです。つまり・・・予約の開始時刻が何時何分になるのかはその日毎に異なるので、PCの前で待機するにしても何時まで待てば良いのかは全く分かりません。しかもリロードしすぎると不正アクセスと判断されて更に時間が掛かってしまう仕組みになっているのです。
お盆をマイルの特典航空券で往復するためには、眠い目をこすりながら何時間も待機する根性が必要です。でも、その競争に勝つ事が出来れば、そのマイルの価値は通常の9倍近くになるのです。具体的に2015年のお盆期間にTYO-HNLでの国際線価格を調べたところ最安値でも1席約40万円だという事が分かります。
1マイルの価値は?
70,000マイルが40万円に値するのですから、この繁忙期になんとしても使いたいですよね。そこで1マイルの価値を換算してみます。まず、プラチナ会員ではSKYコインを最大で1マイル1.7円に換金できます(通常は1マイル1円)のでそれを基準としてましょう。
もしお盆期間にビジネスクラスを確保できればその価値は最低でも1マイル5.7円にまで跳ね上がります。
しかも最安のビジ割28と14は特典航空券並みに座席数が絞られているので、まずお盆期間は確保できません。「ビジ割」であればまだ残る事もありますが、それで考えると70,000マイルが60万円に化けるので1マイルの価値は8.6円となるのです。マイルを商品券や肉に換えている場合じゃ無いですねw
参考までに、同じ路線でエコノミークラスを予約したときの価値を調べてみました。お盆時期のエコノミークラスは45,000マイルが必要で、航空券の値段は一番安いスーパーエコ割でも236,600円です。つまり1マイルの価値は5.26円になるのです。
予約の裏技は?
「技」で何とかなる物では無いので、寝ない事ですね(^^; あとはダイヤモンド会員になっていればもう少し楽なのかもしれません。
特典航空券がキャンセル待ちになってしまった場合は、エコ割で座席だけ確保しておいて落ちてくるのを待つという方法もあります。
特典航空券に割り当てられている座席は?
私が特典航空券を予約出来た直後でのシートマップが次の画像です
最前列は真ん中以外プラチナ会員ではブロックされていますので、ダイヤモンド会員かVIP用に確保されているのだと思われます。とはいえ、それ以外の座席は全て事前指定できるので特典航空券だからと言って何か制限がされているわけではなさそうです。
足りない分の航空券をどうする?
と、こんな激戦区を乗り越えてなんとか大人二人分のビジネスクラスを確保しましたが、3人目(子供)の分は無理でしたので「ビジ割」を使って有償で確保しようと考えています。結構痛い出費ではありますが、家族3人でお盆にハワイに行こうとしたら以下の画像のようにエコノミークラスでも66万円になるのですから、同じ値段でビジネスクラスに乗れたと考える事にします(汗)
こんな争奪戦に加わる元気が無い場合は、JTBのツアーを使ってしまえば手配は全てお任せできるので楽チンですね(^^;
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実際にこの苦労を味わってみて旅行手配代金は実は適正な価格なんだなと実感しましたw
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