私のブログは1995年から続けているだけあって、Google Adsenseが始まったかなり初期から広告を掲載しているのですが、ふと管理画面を見てみたら

「シンガポールの財務情報をご提出ください」
へっ?! 日本なら分かるけどシンガポールの財務情報って何だよ。
調べてみると、私の場合は広告費用を振り込んでくるのは日本のGoogleではなくシンガポールのGoogleみたい。そうなるとシンガポールで源泉徴収された上に、日本でも所得税を取られる可能性があるようだ。
規約上詳しくは書けないけど、毎月3桁円程度しか受け取っていないのにこれ以上税金を搾取されてはたまったものではないので、財務情報を提示してシンガポール側は免税にして貰わねば。
日本でのみ税金を払えばOKになる手続きをするのですが、どうやら所轄の税務署から「居住者証明書」という書類を交付して貰わなければならないらしい。
やだやだ!! 数百円の稼ぎのために数百円の手数料や郵便代を払いたくない!!!
というわけで、e-taxを使って書類を無料でゲットするのです。
イメージデータで送信可能な手続について
https://www.e-tax.nta.go.jp/tetsuzuki/tetsuzuki_unsupported.htm
ここから手続きすればOK。イメージデータで送信可能な手続一覧の下にある「イメージデータで送信可能な手続き検索」ボタンをクリック→キーワードに「居住者証明」と入力して検索
PDFのリンクが2行表示されるので上側のリンクをクリックしてpdfファイルをダウンロード。
用紙の右上に ※租税条約等締結国用様式 と書いてあればOK。
このpdfはPCで記入が出来るのですが、Macの場合フォントサイズが変更出来ない・・・
正確には、一瞬変更出来るのだけど文字を入力しようとするとデフォルトのフォントサイズに戻されてしまうと言う謎仕様のpdfファイルなのですよね・・・文字数が多いと見切れてしまったり枠内に入りきれなくなるのですが、データとしては正しく入っているのだから何とかなるっしょ!と提出しても税務署から書類不備で差し戻されてしまいます(差し戻されましたw)
仕方が無いのでWindowsマシンを用意して、そちらでフォントサイズを変更して見切れないように入力。それでもなぜかpdfでセーブするとまたフォントサイズが戻ってしまうので、見切れず表示されている状態でpdf形式として「印刷」することで回避しました。
マイナポータル経由でe-taxから所轄の税務署へ提出したら5営業日ほどで郵送で返送されてきました。ここまで全てオンラインかつ無料です!
あとはGoogleへの提出ですね。
企業情報は個人の運営者として以下のように申請しました。

税務署から入手した居住者証明書を写真撮影してjpegで添付し、シンガポールへの財務情報を送信したところ、送信と同時に承認済みに変わりました。

その代わりに居住地(日本)の財務情報が審査中に変わりました。

あとは日本のGoogleが確認して承認されれば良さそうなので1日待ってみたところ無事に承認されました!

これで今後このブログが超バズってGoogleからの広告費が年間20万円を超えるようなことになったとしてもシンガポールと日本で二重に支払う必要が無くなったから安心だね!!www
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