特急スペーシアからSL大樹に乗り換えて鬼怒川温泉駅に到着しました。
今回は日帰り旅行なのでこのあと日光東照宮に向かう予定ですが、鬼怒川名物を何か一つ体験しておこうということで昔ながらの「鬼怒川ライン下り」をチョイスしてみました。
全員マスク着用済みとはいえ、このご時世にも関わらず結構な密ではありますが、船頭さんの楽しい話を聞きながらあっという間の40分ほどでダム近くに到着です。最後の写真の辺りは流れが無くなってしまうのでモーターボートに曳航されて下船場まで連れて行かれます
下船場からは長い坂を登るのですが、途中で対岸に船をクレーンで引き上げる姿を見ることができます。ここからトラックに乗せて、再度乗船場に運搬するのですね。
坂を登り切ると大瀞ドライブインに到着です。ドライブインから乗船場に戻るための無料バスが用意されていますが、バスが来るまで15分ほどかかります。直射日光に晒されて喉も渇いているし小腹も減っているその間にドライブインで食事したくなりますよね。上手い商売だw
ただ、100人近くの人たちが下船して一斉に買い物をするので、鮎などの川魚は売り切れていました。ただ、我が家はこの後の日光東照宮に向けてはタクシーで移動することで決めていたので、バスには乗りません。
ほとんどの人が乗り込んでがらんとしたタイミングで注文して、牛すじ煮込み(600円)と鮎の塩焼き(500円)を鬼怒川を眺めながら悠々と食べて一休み。他にも日光の天然氷で作られたかき氷も500円。いずれも疲れ切った体に染み入る美味さでした!
おまけ)鬼怒川から日光への移動はタクシーがお勧め
何せ日帰りなので時間が足りないのです。朝の7時半に浅草を出発して、10時ごろに鬼怒川温泉駅に到着。10時半に転車台のSL大樹を見て、11時には鬼怒川ライン下りの受付へ。12時に下船して20分ほど大瀞(おおとろ)ドライブインで休憩してタクシーを迎車で呼んだところでもう12時半です。でも、5時間後の17時20分には帰りの最終特急(!)です
「え、この距離をタクシー? 無料バスで駅に戻って、電車で行けばいいじゃないの」と思われるかもしれないけど、Googleマップで所要時間を表示すれば違いは一目瞭然。
タクシーなら20分で到着するのに、電車では1時間23分(ただし、渋滞のない場合)を要します。さらに電車は40分に1本・・・残された5時間の使い方に対して「1時間をいくらで買うか」という価値観の問題ですね。ちなみにこの日は東武日光駅から東照宮付近までの道は大渋滞。駅から東照宮まではバスで普段は10分程度ですが今日は1時間近く要する状況でした。とはいえ東武日光駅から徒歩では30分近く掛かるので歩くのも時間がもったいない。
総合的に考えて、北側の道から近づくこのルートは国道から東照宮の駐車場へ向かう車の渋滞にも影響を受けない効率的なルートなのです。
しかも鬼怒川タクシーの運転手さんは裏道を知り尽くしているのでガンガン攻めてくれました。東照宮付近の渋滞も全て裏道で回避。最後には東照宮の境内近くに専用のタクシー降り場があるので自家用車よりはるか中まで入ることが可能でした。
結局、28分 チップ含めて6,500円で東照宮に到着した時点で13時でした。これなら東照宮を観光するのに十分な時間が確保できますので、交通機関の弱い地域での移動時間短縮にタクシー、お勧めです!
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