新中学1年生にスマホ(iPhone)を渡す場合、適切な制限はどうすれば良いのか?

新中学1年生にスマホ(iPhone)を渡す場合、適切な制限はどうすれば良いのか?

2020年3月7日 2 投稿者: ぱる☆ミ

はじめに

色々と我が家のルールや設定を書いてあるけれども、子供との関係性や子供との信頼関係が各家庭ごとに違う以上、うまく行かない場合もあると思います。

「リスクは何か?」「何から守りたいのか?」「譲れない点は何か?」は各家庭の保護者が考えることであって、他人の家庭の流儀に口出しをするものでもないです。


 

まずは、自分が親としてなぜ子供にスマホを渡すのか、何が怖いのかを考えてみます。

 

スマホを子供に渡す目的

  • 親と子供間の連絡
  • 親が子供の位置情報の確認
  • 子供が友人同士でのコミュニケーション

スマホを子供に渡すリスク

  • 友達以外の第三者とのコミュニケーションの発生
  • スマホ依存の生活習慣
  • 友人同士のコミュニケーションエラーによるいじめ(加害側、被害側いずれも)

 

これらの内容が、ルールや技術的制限を考えるための前提事項になります。


我が家のスマホ利用ルール(中学生)

  • スマホ(iPhone)の所有者は親であって子供ではない。貸しているだけ。成績不振やスマホ依存の傾向が出た場合、いつでも取り上げることがある。基本は1週間の禁止期間。
  • 画面ロックのパスワードは自分の自由に設定して良いが、親と共有かつTouch IDで親がいつでも解除することがある。当然Touch IDの無効化厳禁。
  • iCloudのパスワードは親が管理
  • LINEトークの内容は普段は見ないが、いざという時に親が確認することがある(方法は後述)
  • 位置情報の提供は、親は子供の位置を把握するが、逆は不可
  • 定期的に状態の棚卸を行うために内容確認を行う

 

iPhoneの設定による制限事項

iPhoneは保護者が子供にiPhoneを渡す際の仕組みが非常によく考えられているので、有効に活用します。

 

  •  スクリーンロック機能で以下の制限をかける
    • 休止時間:利用しても良い時間帯を設定。21時以降は禁止。
    • App使用時間の制限
      • すべてのAppおよびカテゴリ:App使用時間の制限をON、使用制限終了時にブロックをON
      • 常に許可:ミュージック、連絡先
    • コンテンツとプライバシーの制限
      • iTunesおよびApp Storeでの購入
        • インストール:許可(ただし、iCloudのパスワードを渡していないから子供ではインストールできない)
        • Appの削除:許可
        • App内課金:許可しない
        • パスワードを要求:常に必要
      • 許可されたApp:Safari、FaceTime、カメラ、iTunes Store、ヘルスケア をON、それ以外はOFF
      • コンテンツ制限
        • 制限の地域設定:日本
        • 音楽、Podcast、ニュース:不適切な内容を含まない
        • ミュージックのプロフィールと投稿:オフ
        • 映画:PG12
        • テレビ番組:PG12
        • ブック:不適切な内容を含まない
        • App:12+
        • Webコンテンツ
          • Webコンテンツ:成人向けWebサイトを制限(Safari以外のWeb ブラウザには効果がないのでAppのインストール制限で他ブラウザを入れさせない)
        • SIRI
          • Web検索コンテンツ:許可しない
          • 不適切な言葉:許可しない
        • GAME CENTER
          • マルチプレイヤー:許可しない
          • 友達を追加:許可しない
          • 画面収録:許可しない
      • プライバシー
        • 自分の位置情報を共有:許可
      • 変更の許可
        • パスコードの変更:許可しない
        • アカウント変更:許可しない
        • モバイルデータ通信の変更:許可しない
        • 運転中の通知を停止:許可しない
        • TVプロバイダ:許可しない
        • バックグラウンドAppアクティビティ:許可

 

子供の友人間コミュニケーションをどうする?

我が家は家族全員一切LINEを使っていません(いわゆるリスク回避(リスク源をそもそも取り除く)として、私の指示で使わせていない)。大人同士のコミュニケーションはiCloudメッセンジャーとメール、SMSを使っていますが何の不自由もありません。しかし、子供同士のコミュニケーションは中学生になってくると部活などでどうしてもLINEが必要になってくるのは致し方ないとも認識しています。

LINEも設定を”詳細に”かつ”誤りなく”行えばそこまで危険ではないのかもしれないけれど、人間誰しもミスはするもので、1回のミスが「繋がりたくない人と勝手に(実際は操作を誤って)繋がってしまい」、そこから「なんで繋がったのにフォロー外したの」とか「なんで既読なのに返事しないの」とか時間の無駄にしかならない問題や、子供を獲物として狙っている悪意を持った大人からの接触に巻き込まれる可能性が出てきてしまうと考えています。

 

さて、LINEは必要悪だけど使わせなければならない、でも安全性は確保したい。どうすれば良いか?と考えた私が見つけたのが”LINE WORKS“です。サービス利用規約も一通り読んだけれど、利用者としての年齢に関する制限事項はありませんでしたので未成年者に使わせることに問題はなさそうです。

また、サービス提供対処が企業なので情報漏洩対策としての監査機能なども充実しています。

 

LINE WORKSの良いと感じた点

  • トーク履歴を、管理者の監査機能で全て閲覧できる
  • 無料のLINEともトークできるので、利用においての不都合はないと思われる
  • 友達追加は電話番号ではなくIDやQRコードでの追加なので、LINEのように電話番号から勝手に紐づけられることはない(ただしLINEユーザー側から友だちとして追加してもらう必要がある)

 

LINE WORKSで できること・できないこと

  • LINEユーザーとのトークルーム
    • できること
      • トーク(LINE WORKSユーザーはひとつのトークルームに30人まで参加可能)
    • できないこと
      • 音声通話・ビデオ通話
      • 文章内で使用されるLINE絵文字の表示(文字列に変換 例:smile)
      • グループ機能
      • LINE特有の機能(ノート、アルバム、LINE Payなど)
      • LINE WORKS特有の機能(通訳、予定招待など)

 

このように、子供同士のトークは管理者の監査機能で後日のモニタリングを可能にしておきます。

子供のプライバシーが!とか言う有識者wもいるかもですが、子供の安全を守ることができるのは親だけなので、我が家では子供のプライバシーより安全を重視しています。

さて、比較的きついかと思える我が家のこの対策。あくまで子供も納得の上で決めたルールなのでしばらくはこの内容で様子見です。