中学受験まで、あと5日。
小学校のお受験から中学校受験に至るまでの我が家の教育プランは、一種のしくじり先生案件だと思うので、これから小学校受験を考えている小さな子供持ちの家庭の参考になればと思い公開します!!
6年前に我が家が思っていた(思い込んでいた)こと
今にして思えば、6年後の中学校受験に対する知識というか下調べが足りなかったのだよなぁ・・・
私立の小学校に入る
↓
受験塾へ行かなくても学校だけで十分な勉強量が確保できる
↓
塾に行かずに国立か都立の中高一貫校に入れば学費は中学校以降は抑えられるので、トータルで学費は安くなる!
こんなプランを考えていたのですが、今にして思えば甘い、甘すぎる。実際はまったく異なっていて・・・
【しくじりの現実】
塾へ行かなくても学校だけで十分な勉強量が確保できる
→ 時間は十分だけど質(内容)が違った
トータルで学費は安くなる!
→ 私立小学校は私立中学校への受験が大前提だった
- 私立受験と国立・都立受検は受験対策の勉強内容が全くの別物。(基本的なことなのに、小学校受験のタイミングでそこまで調べていなかった)
- 参考までに、学校では5年生終了時点で義務教育としての6年生まで分の学習内容は全部終わっていましたので、授業時間数は確かに十分な勉強量でした
- 私立小学校の授業は私立中学受験用のカリキュラムなので、国立・都立を受けるには適正型試験にむけた専用の塾(我が家はe●aでした)に行く必要があった
- 都立中向けの塾と私立小学校の授業内容との相性が悪かった(ことに親としては気がつかなかった)
- 夏期講習から2学期の授業に入るタイミングで私立受験一本に方向転換して、私立向けの塾へ転塾すべきだった
- 4年生から6年生の夏季講習までは国立・都立向けの合宿も含めて一通り行かせたが、結果としては成績が伸びなかった
- 4年生からずっとお世話になっているから・・・と塾に対する”情”が入ってしまい転塾の判断が遅れたことと、塾の先生が「私立向けも対応できます!」と言ったのを信じてしまった
- 実際は塾の授業内容も都立向けだし、他の全員が都立を目指すのだから場違い感が強くなり、子供も塾に居ること自体が辛い状態になっていた。(ということが子供の口から出たのは11月・・・)
- 結局、遅まきながら6年生の冬休み前の首都圏模試の結果から、都立受検から私立一本の受験に切り替えを決断。残された短期間で成果を出してもらうことを期待して個別指導の塾を掛け持ち(もう、都立向け塾は退塾の事務手続き期限を過ぎていたのです・・・二重払い辛いorz)
- 個別指導の塾が本人に合っていたようで、最後の3ヶ月で一気に巻き返し中!
しくじりのまとめ
- まさに父親の私の決断が遅かったことにより、子供を適切に導いてあげられませんでした・・・私立を狙うか国公立を狙うかは5年生までには決断を!
- 塾は営利企業だからそりゃ生徒を手放さない為に「何でもやります!」って言ってくるので、情に流されず適切な撤退判断を!
- 私立小学校から国立・都立中学校への受検はお勧めしません!! 性質の異なる2種類の勉強をするのは子供への負担が大きいです。
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