その1からの続きです
いよいよ今回の目玉、交通管制室に入ります
同じフロア内にある施設管制室にて、まずはトンネルの防災や、電気系統など
施設系を制御している部署の方のお話を聞きました
トンネル内の電気系統は3系統で受電しており、通常は1系統毎に33%の負荷率で送電しているから
万一2系統が同時に断になっても、最後の1系統で照明などの設備は維持されるのですって
だから、トンネル内が真っ暗闇になることは絶対に無いので安心してくださいとのことでした
三重化ってすごいね。コンピュータ屋さんの世界では二重化で満足しているところがほとんどだけど
さすがに大動脈を預かる組織は違う!
さて、いろいろと面白いお話の後は撮影タイム。各種設備を監視しているモニタはこちら!
普段監視している状態の画面はさすがに公開できない内容とのことでしたので、
念のために大丈夫な画面にして頂いた上で、更に私の方で画面を加工しています(^^;
左側には、各トンネルや主要ポストの状況をリアルタイムで表示しています
真ん中は、要となる、とある情報。ここはさすがに拡大写真無しです、ごめん!
そして右側には各地の火災検知機、火災報知器と連動して表示される画面
何時何分に、どこのトンネルの、どの場所の火災検知器が稼働して
どのように対処したのかがログに記録されていました
画面右下には、トンネルの入り口やトンネル内にある信号の状況が表示されています
万一の火災時に、消火設備を制御するパネル
火災が発生すると、瞬時にその場所のリアルタイム映像が表示され、
更に検知から鎮火に至るまでに何をすべきかのTo Doと、今どの状況にあるのかがが
画面にわかりやすく表示されています
文字通りの”火事場”で情報の過多は対応の遅れに繋がるから、必要最小限に!ってことなのかなぁ
「火事」を「課題」に置き換えれば、自分の仕事で使うのに良さそうなシステムが作れそうだな・・・・と
つい、仕事のことを思い出しつつ見てしました(^^;
またまた写真が多くなってしまったので、記事はその3に続きます
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