韓国製のドライヤー リュミエリーナ で火事になったお話 | ミンキームーンネットワーク

韓国製のドライヤー リュミエリーナ で火事になったお話

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タイトルの通りですが、我が家が火事になりました。

奥さんが美容院で勧められたリュミエリーナのドライヤー HBE2-G という機種を5年ほど使用していましたが、このドライヤーが出火原因です。

電源コードを丸めたりすることもなく、吸気口の掃除も怠っていません。ごくごく普通に使用していた認識です。

ある日、犬をこのドライヤーで乾かしていたところ突然

シューーーー

という音とともに異臭がし始めたと思ったら

ボンッ!!!!!

と大きな音とともに天井近くまで火柱が上がり、部屋中が煙に包まれました。

慌てて私がコンセントから引っこ抜いて鎮火しましたが、ドライヤーを手に持っていた子供は手にやけどを負ってしまいました。

即時で鎮火したので大事には至らなかったのですが、「確か電気製品が発火したときは119番通報だったよな・・・」と頭で覚えていたのですが、即時性はないと勝手に判断してしまい近所の消防署に普通に電話をかけて状況を説明したところ、そのまま裏で出動指令が出たようで(漏れ聞こえてきた)119番扱いとなってしまいました(^^;

東京消防庁もWebページで「小さな焦げ跡でも迷わず119番通報してください!!!!!」と大きく告知されていました。偶然に火が消えただけで、この後大きな火災に繋がるかもしれないのだそうです。

私も家電製品の小さな煙でも119番すべきという事までは覚えていたのに、やっぱり躊躇ってしまったのですよね。これが災害時の「安全バイアス」というものか、と実感しました。

119番って通報後はどうなるの?

通報後、10分も掛からずに消防隊の方が5名ほど来ていただきました。夜遅いのにすみません・・・

状況を説明して現物を確認したところ「これは火災ですね」と火災として認定されました。

そこからは消防隊の方から警察へ連絡が行き、さらにお巡りさんが3名ほど来訪され現場検証です。火災に認定されると警察の現場検証が必要になるためだそうです。

消防士さんとお巡りさんが私と子供から事情聴取。そして火災現場の現場検証。

すべてが終了したのは2時間半経過後でした。

発火したドライヤーは出火原因調査のために消防署へ持ち帰らせて欲しいとのことでしたのでお渡ししました。

翌々日、「動産罹災申告書」という書類を消防署へ提出しました。この申告書を以て「罹災証明書」が発行されるようです。火事に認定されたことだし、火災保険って使えるのかな? 試しに電話してみました。

火災保険は使えたの?

結論、使えませんでした

あいおいニッセイ同和損保の火災保険(家財保険)に加入していましたが、今回は電気製品の単独火災ということで保険支払いの対象外と説明されました。燃え広がるような事態であれば適用になるとのことでしたが、それはそれで困るので今回は諦めます。

今回の火事の経験を生かして

まずは10年以上経過している家電製品をすべて粗大ゴミとして一掃しました。もちろんどれも問題なく動作している家電なのですが、このような事が起きてしまったからには再発リスクを減らしたくなります。

次に、高額な商品だけでもよいので所有している動産のリストを作成しておくべきだと思います。罹災申告書に、購入時の価格と購入からの年数を書く欄がありますので火災保険の支払いを申告する際に被害額の算定として必要となるためです。

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